グラナダ国際舞踊音楽祭

グラナダ国際舞踊音楽祭は1833年よりアルハンブラ宮殿のカルロス5世宮殿にて行われていた交響曲コンサート、また1922年にアルヒベの広場にて開催されたカンテ・ホンドコンクールに起源を発します。フェデリコ・ガルシア・ロルカ、マヌエル・デ・ファリャ、ラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナ、サンティアゴ・ルシニョール、他にも当時のたくさんの著名人、芸術家がこのコンクールを訪ねています。 グラナダ国際舞踊音楽祭は、1955年にスペインで初めての欧州フェスティバル協会の会員となりました。このフェスティバルは、街を象徴する様々な場所で行われる芸術活動の真の開花となり、国内外で大きな反響を呼んでいます。オーケストラによる大きな交響曲コンサートは、カルロス5世宮殿にて、舞踏・バレエはヘネラリフェ庭園の野外シアター、またリサイタルはアラヤネスの中庭にて行われます。午前中には教会、モニュメントでコンサート、深夜には、アルバイシン、サクロモンテにて、フラメンコをはじめ世界の音楽を楽しむために、毎年世界中から30,000人以上が、この街の他にない美しさと世界最高峰のコンサートに魅せられ駆けつけます。グラナダの遺産、モニュメント、庭園、歴史、そのすべてが初夏のこの期間中、街と人々を酔わせることでしょう。

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